こんにちは、だいだい(@daidai_cash)です
みんな大好き夢の国ディズニーランド&ディズニーシー
その夢の国を運営する会社オリエンタルランド(4611)が2020年4月から12月の連結決算で287億円の赤字を計上する事になりました
ディズニーが赤字。コロナウイルスの影響で仕方ないけど、今後大丈夫かしら?
287億円も赤字なんて💦ディズニーかなりヤバイのかな?まさかなくなるなんてないよね?
いやいや、ディズニーあんだけ人気だし、少しくらいの赤字でも大丈夫でしょ
色々な意見がありますが、果たしてディズニーは大丈夫なんでしょうか?
イメージだけでなく、最新の決算等を見ると答えが見えて来ます
ディズニーはヤバイのか?
まず運営会社の名称はオリエンタルランドですが、馴染みの有る名称のディズニーで次からは説明していきます
ディズニーはヤバイのか?という質問が来たらまずこう答えます
決算資料見る限り、まだまだ余裕だよ〜当分潰れる心配なんてない!
もちろん最終赤字が続いていけば経営が苦しくなっていく事は予想されます
しかし楽観的に見ても大丈夫かと思います
では2020年12月時点で最終赤字280億円となっているディズニーが、なぜ大丈夫と言えるのか?
その理由について解説していきます
ディズニーの決算
ディズニーの第3四半期の決算資料は下記の通りオリエンタルランドのIR資料室に公表されている資料となります
・2021年第3四半期決算短信
・2021年第3四半期決算 補足資料
こんなんややこしすぎてわからん!!どういう事なんだ
私も全てを詳細には把握していません💦
しかし今後を考えていく上でチェックした所をピックアップ
・売上高:64,9%減
・最終損益:287億の赤字
・自己資本比率:73%(前年81%)
・現金及び預金:2400億(前年3月末2600億)
・1年内返済予定の長期借入金:38億(前年末45億)
・1人あたり売上高の上昇
各項目について、ざっくりと解説と講評を
売上高、最終損益
売上高が前年64.9%と数字だけ見ると恐ろしいですね〜売上が半分以下
現金に余裕のない所ならあっという間に倒産です
後にも述べますが、そこはディズニー抜かりはありません
最終損益も予想通り赤字ですね
休園や時短営業、入園者の人数制限。ランドだけでなく、ホテルにも大打撃
流石にこれで黒字を確保するのは無理でしょう
いくらディズニーでもそこまでは流石に無理なレベル
自己資本比率
自身の会社の資本のうち、自分で用意した分がどれだけ有るかという指標です
今回の決算で行くと73%。前年末は81%
自己資本比率が落ちていますが、これは2020年9月に募集した社債の影響です
5年ものと7年ものの2本でそれぞれ0.15%と0.2%
数字だけで考えると数値が下がっており、
経営の安定性としては後退したと考える事ができます
しかし73%でも経営状況としては十分余裕の有る数字でしょう
現金及び預金
現金及び預金は2400億円!!
テーマパークやホテル等がやはり資産としては大きいのですが(6500億円)
資産1兆円のうち25%が現金というキャッシュリッチ
ちなみに日本一の大企業トヨタ自動車では現金5兆円ですが、資産の中でも約10%ほど
業種が違うので一概に比べる事が難しいですが、ディズニーの経営の盤石性が見てわかると思います
1年内返済予定の長期借入金
前年45億で12月末で38億と7億の減少があります
1年内の返済予定の金額が減っているという事は、早急に現金が必要となる可能性が低くなっているという事です
さらに先ほども述べたように2020年9月に5年と7年の社債を発行しているので、現金に余裕を作っています
基本的に借金返せなくなったら企業は終わりです
いくら赤字を出しても借金が返せる状態ならいくらでも事業は継続出来ます。
1人当たりの売上高の増加
これは決算短信ではなく、補足資料よりの情報です
前年と比較し、一人あたりの
・チケット販売収入
・商品販売収入
・飲食販売収入
が増加したとの事です
今年は入場制限等もあり気軽にいけなくなったことも影響で、1回に行く人のパーク内での使う金額が上昇した模様
今後入場制限がなくなり、今まで通りになった際に、この金額がどうなるかはわかりませんが明るい情報です
ディズニーの今後
・決算資料の情報
・信者と呼ばれる人がいるほどの人気
・テレビ等のメディアでの宣伝
上記のことを加味すると
今後も企業として存続していく可能性が高いと思います
やっぱりディズニーってすごい!
ひとまず、いきなり夢の国が消失という自体にはならなさそうです
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