【無知は搾取される】会社都合退職と自己都合退職の大きな違いは?

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こんにちは、だいだい(@daidai_cash)です。
コロナ禍で下記のようなニュースが出ていました

「コロナ禍で雇い止めや自己都合での解雇が増加傾向」
内容としては

①会社からのコロナにより売上見通しも立たず、人を維持していけないから解雇する
「会社都合」ではなく、「自己都合」での退職という扱いで退職届を出すように指示

特に②に関してはかなり悪質で問題があります。
雇われる側としてはかなり不利な辞め方となってしまいます

私も実際に働き、勉強していくまでは

別にどっちでも辞める事に変わりはないだし、どっちでもいいんじゃない?

くらいに考えていました。

これがまさに無知ゆえに搾取されかねない状態。
実はこの2つはかなり違ってきます

何が違ってくるのか?
なぜ会社は自己都合で退職させるのか?

その理由について解説していきます。
そして社会やその仕組みについて勉強する事の大切さを実感していただければと思います

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自己都合退職と会社都合退職の違い

まず労働者(雇われる側)の視点からの違いについて解説していきます。

労働者側の視点

いきなり答えとなりうる表についてお見せいたします↓

https://employment.en-japan.com/tenshoku-daijiten/11173/より参照

上記を見てもらうとわかるように全然保証の内容が違ってきます

特に大きいのは失業給付の支給開始日ではないでしょうか?
通常の自己都合による退職の場合は約3ヶ月ごとなっていますが、退職時にある程度そのことを考慮した上で退職をされている方がほとんどだと思います

しかし今回のコロナ禍で急遽退職する事となった際に、そこまで備えている方がどれだけいるのか?

また自己都合なら次の就職先を見つけた上での退職も可能ですが、今回はそのような状況にないまま解雇された方がほとんどだと思います

金銭的な面でも次の働き口の面でも、とても自己都合の退職を受け入れられる状況にはないと思います

会社側の視点

会社都合による退職は実は非常に規制が多く、簡単に出来るものではありません

労働基準法で会社都合による退職、いわゆる解雇を行うにはかなり厳しいハードルがあります
あくまで会社の一時的な都合で出来るものはなく、客観的、合理的な理由を求められます

ちょっと業績が悪くなってきたから人を減らしたいし、君はクビで!

なんて事は簡単には認められません

また会社側は会社都合退職が多ければ、雇用に関する助成金を打ち切られたり
あまりに頻度が多ければ労基による査察が入る可能性も高まる為、会社都合とはしたくないのが実情です

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もし会社側から自己都合退職を迫られたら

このニュースでは会社側から会社都合による雇い止めなのに、自己都合と言う形で退職届を書き、提出するように迫られていました。
このかたはきちんと会社側と話し合いを行い、自己都合での退職を拒んだのですが何も知らず退職し、
離職票に自己都合退職と書かれていたら悲惨な事になっていたと思います

もし退職する事になってもきちんと確認をし、正当な権利として会社側と話をする事が重要です

何も知らず会社から搾取されるのではなく、きちんと知識武装する事で自分に不利な状況を押し付けられないようにする

社会人になってもいろいろな事を勉強する必要性だと思います

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