こんにちは、だいだい(@daidai_cash)です
日本における石油元売3位のコスモ石油が景品表示法違反の疑いで捜査を受けています
ニュースの詳細はこちら→ハイオク虚偽宣伝 景品表示法違反の疑い
この問題の概要と各社が抱える問題点とは?
今後の石油業界についての展望も合わせて解説
ニュースの概要
様々なニュースメディアの情報をまとめたものがこちら↓
・コスモ石油が販売する「スーパーマグナム」が「使い続けるほどエンジンをきれいにしてくれる」とキャッチコピーをつけて販売をし続けていた
・汚れを取り除く添加剤が添加されていなかったのにホームページで宣伝
・毎日新聞がこの問題について6月30日に取り上げ、顧客向け問答集マニュアルなるものも配布して、スタンドに対応を促す
景品表示法は過去に遡って追及される為、明確な資料や結果を示さなければ
認定される可能性はあると思います。
おいおい、あんだけうちのものは凄いよって宣伝しておきながら結局中身一緒かい!
これはそれを目当てにそのスタンドを選んでいた人に取っては騙された!って思っても仕方のない事例でしょう
さらにこの問題に対して業界団体のしてのコメントもありました
石油元売り各社で作る業界団体「石油連盟」の杉森務会長は
定例記者会見で、「各社のハイオクの品質はほぼ同じ」と発言しました
石油連盟の言い分としては
①(元売り各社が)合併に合併を重ね、効率化を求められた
②現在の流通体制が始まったのは「2000年代ぐらい」
③今も各社が独自に性能を宣伝している点に関しては「昔の競争の歴史が今日まで引きずられている問題があったかもしれない」
④「我々はバーターであろうが、自社の商品規格に合ったものを管理、保証している。決して裏切りにはならない」
との事です。
これさらっと言っているけど、結構問題が大きくなりそうな気がします
石油業界の今後の見通し
効率化を求め、石油タンクの共同利用とかは別に特に問題ないと思いますが、
自社の商品規格に合ったものを管理、保証しているから裏切りではないとは…
各社自分の所のハイオクは素晴らしいってCMを結構やっていました
今回はコスモだけですが、今後他の石油会社にも波及していく可能性が十分あり得そうな感じです。
ただでさえ原油需要の低下により苦しい中より一層厳しい経営を強いられそうです。
実際コロナ禍で人々の移動が制限され、売上がかなり落ちているとの事
また石油銘柄は代表的な反ESG銘柄の代表格
反ESG銘柄って何って方はこちらの記事が参考になります→【新たな投資の新指標】ESG投資とは【世界的な流れに逆らうな】
環境への配慮が世界中で問題視されている中で、この業界は残念ながら明るい未来が見通せそうにありません
もちろん需要がなくなるということはないですが、将来的な成長性はほぼ皆無でしょう
もし株式投資をするにしても目的をきっちりして投資をしないと痛い目をみます
どのような目的なら投資をしても良いか?
それは株式の成長性によるキャピタルゲイン狙いではなく、長期的に配当をもらっていくインカムゲイン狙いの投資です
そしてその際に気をつけるのはポートフォリオの割合を低めにする事
長期的に株価の下落も想定されるため、ポートフォリオ内の割合が高いともらえるインカムの何倍も株価の下落による損失が大きいという事態が想定されます
リスク許容度にあった投資を心掛けるようにしていきましょう
ポートフォリオの割合を低めにしたくてもそんな大きな資金は用意できないよという方はSBIネオモバイル証券での小額分散投資がオススメ
SBIネオモバイル証券のメリットはこちらを参考してもらえると良いと思います
もちろんやらかした企業には投資しないというのも1つの投資判断です
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