【銀行で買うべき?】退職金を投資信託に入れた男の末路から学ぶべき事

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銀行の写真投資関連

こんにちは、だいだい(@daidai_cash)です

ビジネス紙であるプレジデントにこんな記事が載っていました↓

「退職金2500万のうち2000万投資」68歳独身男性が招かれた「銀行VIPルーム」という密室恐怖 担当者は転勤で泣き寝入りの末路
退職金をどのようにして増やして老後に備えればいいのか。作家の鳥居りんこさんが投資初心者向けの銀行窓口攻略法を聞くシリーズ第2弾。ファイナンシャルプランナーの藤原未来さんは「お勧め金融商品の提案を待つのではなく、あらかじめある程度のポートフォリオを組み、自分から提案したほうがいい」とアドバイスする――(後編/全2回)。

この記事を見て

なんでそんなのに騙されるんだ?普通に考えたらわかるだろうに

 

うわ〜やっぱり投資って怖いものなんだ💦現金で貯金しておくのが一番だわ

これを見てそう思った方!
実は記事になっている男性と同じかもしれません

どこがダメだったのか?
どうすればよかったのか?

これがわからない方は同じ罠にハマる可能性があるからです

銀行で投資信託を買うべきか?
その理由は何か?

これを読んだ後にはその疑問もスッキリして、今後どうしていくべきかがわかるはず

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記事の概要

まずは記事から学ぶ為には記事の概要から

長年勤めた会社を定年退職したBさん
退職金が振り込まれると、振込先の銀行からキャンペーンのご案内が届く

支店のVIPルームに通され、退職金の資産運用セットについて案内を受ける
運用は半分を毎月分配型の投資信託に、もう半分は定期の優遇金利キャンペーンはどうですか?と勧められる

Bさんは
・定期の優遇金利が通常0.002%の所5%付くとの事でかなりお得と判断
・投資信託は毎月分配型で月15万も受け取れると年金の足しになると判断

その後コロナショックもあり、値段は25%近い下落を記録
そこから回復せずに低価格のまま推移している

よくある大金である退職金をもらい、いきなり資産運用を初めて失敗するパターンの典型例ですね

投資を行うにあたり考える事

今回のこのケース何が問題だったのか?

色々なところに問題がありますが、私は主に2つの側面があると思います

①投資の目的を定めていなかった
②自分で何も調べずに、言われるがままに投資した

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投資の目的の設定

これがある意味一番重要なことです

何の為に投資をするのか?

これが定まっていないと痛い目に遭います
例えば目的としてあるのはこんな感じ↓

・資産を増やしたい
・インフレリスクに備えたい
・投資で稼いで、キャッシュフローを増やしたい

その上で適正なリスクをとった投資商品や投資割合を選ぶべきです

インフレリスクに備える程度の人が、中小型株に全力投資をする必要性は一切ありません
そういうのは、どうしても短期で倍にしたいとかそういう人がとるべき戦略です

個別株投資が悪いとか、そういう次元の話ではありません

あなたの目的にその投資手法が合っているのか?
それこそが一番重要な事です

全ての人に対して、万能な絶対的な投資商品なんて存在しないということです
あくまで多くの人にとって正解となりうる商品は存在します

それなのに、記事のケースではちょっと退職金でお金が入ったからと言って優遇を受け、キャンペーンの内容等も精査せずに投資をしています

このかたの資産等についての詳細がないので、なんともいえませんが、株式投資をする必要性すらなかったのかもしれません

現金で銀行に置いておくのも投資の一種です

・元本は保証されています(一定額まで)
・微々たるものですが、利息もつきます

別に投資商品を購入することだけが投資ではないのです

投資する際の目的をきちんと定める重要性についてはこちらの記事も参考になります→【目的は明確か?】活気付いてきた金投資の4つの魅力と気をつけるべき落とし穴

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自分で何も調べずに、言われるがままに投資をした

投資に限らずですが、相手側にもメリットがあって商品を販売しています

投資商品に関しても

身内にはこの商品を売れないけど、あんたには買ってもらうかな

というタイプの人もいます

雇われでやっている以上、ノルマとかもあるので仕方ない部分ももちろんあるのですが💦

商品を紹介するのは仕事の一環で仕方ないのですが、それを投資する側も何も調べずに投資してしまっている

・販売手数料
・投資対象
・経費率
・ファンドの設計

これが理解できず、何に、どのような形で投資しているのかわからないようでは投資はしてはいけないと思います

アメリカの有名投資家ウォーレン・バフェットはこんな名言を残しています

“Risk comes from not knowing what you’re doing.”
-リスクというものはあなたが何をやっているかを理解していないときにこそやってくる。

自分で何に投資しているかもわからず、人のいう通りにしているようでは暴落に沸きこまれ、どうしていいかわからず、最終的になくなくお金を減らして撤退していくだけです

ウォーレン・バフェットってどんな人?
世界一の投資家って事は知っているけど、どんな投資をして来たの?
という方はこちらを参照に↓

結論:銀行で買うべき?

結論として銀行で買うべきか否か?

それは買うべきではないという事になります

まず1番ダメなのが銀行で勧められるがままに購入してしまう事
その次にダメなのが商品を調べた上で銀行で購入してしまう事

銀行の役割を考えれば、投資信託を買うべきところではありません
銀行は預金を集めて、それを企業に貸し出し、経済を回す役割を果たす事で利鞘を抜いて儲ける商売

投資信託の販売手数料や経費で儲けるための所ではありません

あなたたちが本来やるべき業務で収益を上げてくれ!

まずは言われるがままではなく、自分で調べて良いと思える商品を探す事
そしてそれを安く購入する事

同じような商品でも購入手数料や経費率はものによって全然違います

このきちんと調べるという手間をかけないとボッタクリの商品をつかまされます

自分の為に、自分で主体的に動いて行くということを忘れない事が大切です
人生の主役は他ならないあなた自身だから

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